2020.10.22
WEBサイト制作
Webディレクターの役割とは?81bridのWebディレクターについての話。
著者名 シマダヨシユキ
こんにちは。
81brid(以下:ハイブリッド)のWebディレクターのシマダです。
体育大卒なのに、グラフィックデザイナーになって、
今はWebディレクターという肩書きにてやらせてもらってます。
Webディレクターって、いろいろな会社でいろいろな役割があって、
正直、最近まで実際何やる人なのか、自分でもよく定義できてなかったので、頭の中整理してみました!
同じように「Webディレクターってよう、わらかんのよ」って思っている人の助けになれれば幸いです。
Contents
地方のWeb制作会社におけるWebディレクターの役割について
ハイブリッドのWeb事業部は、栃木県にオフィスを構えて活動しています。
事業部全体で、スタッフは8名と少ない人数でまわしてます。
なので、一人ひとりの役割は、大手企業と比べると多岐にわたっていると思います。
だけどそんな会社がほとんどじゃないかなと思うので、
Webディレクターに興味のある人は参考にしてみてください。
81brid(ハイブリッド)の制作スタイルについて
ハイブリッドは、
- プロデューサー
- Webディレクター
- アートディレクター
- デザイナー
- コーダー
に役割が分かれています。(一部兼務している人もいますが)
その中から、
「プロデューサー or ディレクター」「デザイナー」「コーダー」のスタッフを選出して、プロジェクトチームを作成して、進行していきます。
各役割から1〜2名が担当となりますので、ほぼ事業部総出でプロジェクトを進めていっていると言ってもいいぐらいです。
Webディレクターとは?
そんなチーム編成の中で、Webディレクターとは何者なのかをいうと。
Webディレクターとは、Web業界においてプロジェクトを監督・指揮・管理する人を指します。WebプログラマーやWebデザイナーなどのWeb制作に関わるスタッフ達をまとめ、クライアントの要望にかなったWebコンテンツを作り上げることが、Webディレクターに求められる役割です。プロジェクトの進行管理をはじめとするWebコンテンツ制作の責任者がWebディレクターといえます。
出典:インターネットアカデミー「Webディレクターとは? Webディレクターの仕事内容と年収」
つまり、メンバーの集まりをチームとして捉えるなら、
まさに「監督」なんでしょうね。
サッカーに例えると、
選手として試合に出る以外のことは、全部やる人。
業務でいうと、デザインとコーディング以外って感じですかね。
んじゃ、お次は、
デザインとコーディング以外ってどんなことがあるの?
ってことを整理していきますね。
Webディレクターの具体的な役割
リソース、コスト、スコープ…
Webディレクターだと使いたくなりますが、
実際自分もよく分かっていないのでなるべく専門用語は使わずに説明していきます。
下記が、ハイブリッドスタイルでのWebディレクターの役割です。
- やることの整理・管理
- かかるもの整理・管理
- 労働力の指揮・管理
- コミュニケーションの管理
- リスクの管理
- クオリティの管理
こうやって見える化すると、我ながらすごいですね。。。
自分が出来ているのか心配になってきますね。
やることの整理・管理
まずは、そのプロジェクトでやるべきことを決めます。
成果物、作業範囲、あとは優先事項などを整理して明確にして確認を取るみたいな。
予算やスケジュールとかもありますので、
それに合わせて調整していく作業があります。
かかるもの整理・管理
費用や時間、工数など、そのプロジェクトを進行するにあたり、
かかってくるものを算出して明確にします。
きっちきちに見積もってしまうと、
追加の要望や想定外の出来事などがある度に、
都度都度、追加予算やスケジュール調整などをしなくてはならなくなるので、
余裕を見積もっておく必要があるが、多く見積すぎると予算が多くなるなど、
経験が必要となる作業になります。
労働力の指揮・管理
プロジェクトに求められる機能要件とか、スキルに合わせて、
人材を確保し、適材適所な役割を与えていく作業です。
プロジェクトごとの調整も必要だし、各スタッフごとの仕事量の調整も含まれます。
コミュニケーションの管理
クライアントとの日々やりとりはもちろん、
プロジェクトとして、必要なミーティングの回数とタイミングの設定をする。
ミーティングの方法(対面・Web)、連絡ツール(メールやチャット)など、
予算やクライアントの状況などによって、調整しながら設定をしています。
リスクの管理
リスク管理もディレクターの役割の一つです。
スケジュール進行の遅れになるリスクの想定や、
プロジェクトの目標達成の妨げになるリスクの想定、
システム開発時におけるリスクの想定など、
あげればキリがなく、完璧行うことは不可能ですが、
経験を積むことで、少しづつ少しづつ精度を上げていくしかありません。
クオリティの管理
成果物の完成度を決めるのも、ディレクターの役割だと思います。
決めた目標に向かって進んでいるかどうかを常に確認しながら、
その目標を達成しうるクオリティになっているかの管理を行います。
デザイナーから上がってきたデザインはもちろん、
クライアントからの修正指示に関しても、決めた目標とズレている場合には、認識のすり合わせをし必要であれば変更してもらうような作業も必要になります。
地方のWeb制作会社におけるWebディレクターの役割について【まとめ】
以下、まとめです。
Webディレクターとは?
- プロジェクト全体を監督・指揮・管理する人
- ハイブリッドでは、デザインとコーディング以外のこと、全部やってます!
Webディレクターの役割
- やることの整理・管理
- かかるもの整理・管理
- 労働力の指揮・管理
- コミュニケーションの管理
- リスクの管理
- クオリティの管理
こんな感じで、
Webディレクターの役割についてまとめてきましたが、
プロジェクトを監督・指揮・管理するとひとことで言っても、
実に、たくさんのことをやってます。
さらに言うと役割も多いですが、責任も重大です。
もちろんすべてを完璧に、毎回できる人は少なく、
失敗をいっぱい経験する職種だとも思います。
それでも、興味があるようでしたら、
上記に必要なスキルを身につけつつ是非チャレンジしてみてください。
もし、私たちと一緒に働きたいなど思ってくれた人がいたら、
お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人著者名 シマダヨシユキ
体育大出身で、元デザイナー。不思議な縁から81BRiDの前身となるフォースエレメンツに入社。マーケティングを勉強し、プロジェクトの目的に沿った戦略設計や、意図をデザインやコーディングに反映されているかチェックを行っています。コミュニケーション能力は低いので、営業活動全般は苦手。
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