2021.12.22
WEBサイト制作
Webサイト制作の料金について解説します
著者名 シマダヨシユキ
WEBサイトを作ろうと思った時に、まず気になるのは「いくらぐらいかかるのかな?」ってことも多いと思います。
弊社への問い合わせにも、
「会社のサイトをリニューアルしたいのだけど、概算の費用が知りたい」
「10P程度のホームページの費用をざっくりでいいから教えて」
などのようにご連絡いただくこともありますが、50万で作れますし、300万かかる場合もあるんです。
そんな、わかりづらいWebサイト制作の料金について解説します。
Contents
料金の基本的な考え方
WEBサイトだけではなく、同じ商品の価格が大きく違う場合ってありますよね?
わかりやすいモノではブランド品。
ユニクロで¥2980で買えるジーンズも、グッチやプラダのブランドものになると¥100,000を超えることも。。。
この価格の根拠としては、
- デザインのクオリティー
- 素材
- 流通
- ブランド力
があげられます。
基本的な考え方は、WEBサイト制作でも同じです。
ざっくりと言うと
「つくるWEBサイトの品質」と「つくるWEBサイトにかかる時間」によって決まります。
制作会社によって価格が違う理由
制作会社によって価格が違う理由は、ずばり「品質」と「かかる(かける)時間」の差になります。
もう少し詳しく解説していきますね。
WEBサイト制作における「品質」についての考え方
ハイブリッドが考えるWEBサイトの品質について下記にまとめました。
WEBサイト制作の工程を、ディレクション(設計・進行)、デザイン制作、開発(フロントエンド ・バックエンド)に分けて考え、それぞれの品質について考えます。
ディレクションの「品質」を決める要因
- ビジネス知識(経営戦略、事業戦略など)
- マーケティング知識(STP、商品開発、ブランド戦略など)
- プロジェクト進行(WBS、スケジュール作成、プロジェクト管理など)
- SEOの知識(内部や外部対策、サイト分析、コンテンツマーケティングなど)
- コミュニケーション頻度(ミーティングの回数など)
まずは、ディレクションに関して。
関わるディレクターの知見のレベルや、プロジェクト進行のノウハウ、コミュニケーション頻度などで「品質」が決まってくると考えています。
デザインの「品質」を決める要因
- デザインセンス
- UI/UXの知識
- デザインの基本知識やデザイントレンドの把握
- 理解力(コミュニケーション能力)
- アプリケーション技術
次に、デザインに関して。
デザインのセンスはもちろん、WEBサイトは使うものだったりするので、基本的なユーザーインターフェイスの知識などは必須。
それに加えて、いただいた要望などを理解しデザインに落とし込む能力や、それを言語化できるかどうかなども「品質」を決める要素だと考えています。
開発(フロントエンド ・バックエンド)の「品質」を決める要因
- コーディングスキル
- SEOの知識
- JavaScriptの知識
- UI/UXに関する知識
- プログラミングに関する知識
- サーバー・データベースに関する知識
- 理解力(コミュニケーション能力)
最後に、開発(フロントエンド ・バックエンド)に関して。
HTML/CSSに関して、「ちゃんとした」ソースコードを書いているか、対応開発言語やサーバーなど開発に関しても「品質」を決める要素はいろいろあります。
以上のような要因を加味して、市場を意識しながら、ハイブリットとしての制作の単価を設定しております。
WEBサイト制作にかかる(かける)時間
もう一つの要因は、「時間」です。
そのWEBサイトを制作するのにどのくらい時間をかけるのか、どのくらい時間がかかるのかによってももちろん価格は変動します。
例えば、ハイブリッドが考えるWEBサイトをつくるのに最低限必要な工程は、
WEBサイトをつくるのに最低限必要な工程
- ヒアリング
- ワイヤーフレーム
- ビジュアルデザイン
- HTMLコーディング
- 公開作業
それに対して、ハイブリッドが考えるちゃんとしたWEBサイトをつくるのに必要な工程は、
ちゃんとしたWEBサイトをつくるのに必要な工程
- ヒアリング
- 競合調査
- ペルソナ/カスタマージャーニー設定 ※
- マーケティング戦略の整理 ※
- デザインコンセプト定義 ※
- 定期的なミーティング
- ワイヤーフレーム
- システム要件定義
- ベースデザイン(PC/SP 主要ページのデザイン)
- 下層ページデザイン(その他のページ)
- 写真撮影 ※
- 動画撮影 ※
- ライティング
- Web開発(コーディング、CMS構築)
- 社内チェック
- 検証、修正対応
- Webサイト公開作業
※がついているものは、プロジェクトによって行わない場合もあります。
この2つのつくり方の工程の違いによる料金の違いは理解してもらえると思います。
どっちのつくり方がいいの?
これは、どっちが良いとか悪いとかではないかと思います。
WEBサイトに何の成果も求めない!インターネット上に存在していればいいのであれば、必要最低限の工程でつくった方が初期費用は抑えられます。
ですが、WEBサイトに何らかの成果(お問い合わせ、求人応募、情報伝達…)を求めるのであれば、戦略設計は必須です。
Webサイト制作の料金について解説【まとめ】
今回は、Webサイト制作の料金について解説しました。
他の制作会社さまもそんなに大きく変わることはないかと思いますが、あくまでもハイブリットの場合とお考えください。
WEBサイトの制作費は
「つくるWEBサイトの品質」と「つくるWEBサイトにかかる時間」
によって決まる。
WEBサイト制作の品質を決める要因は、
- ディレクション(設計・進行)
- デザイン制作
- 開発(フロントエンド ・バックエンド)
それぞれに対していくつもあり、市場とのポジションをかんがみて料金(時間)単価を設定していく。
WEBサイト制作ににかける時間を決めるのは、どれだけの工程を積み重ねてつくっていくのかによって決まる。
ちなみにハイブリッドでは、
- ホームページは欲しいけど、高額な制作費用はかけられない…
- 安いホームページでダサいホームページになるのはイヤだ…
といった個人店経営者や中小企業の悩みを解消すべく、
PAYLOAD(ペイロード)と言うサービスをつくりました。
こちらは、
初期費用・中途解約費用・導入リスクゼロのサブスクWEB制作サービス
となります。
- 制作費用オールゼロ
- トップデザイナーのデザインクオリティー
- スマートフォン最適化
- SEOを考慮した内部構築
など、必要最低限のWEBサイト制作の工数をフレームワーク化することによって、
初期費用0円、月10,000円(税別)
でのWEBサイト制作を可能としました。
詳しくは下記サービスサイトをご覧ください。
初期投資ゼロ・導入リスクゼロ | WEB制作サブスクリプションサービス「PAYLOAD」
ご相談はお気軽にお問い合わせよりご連絡ください。
この記事を書いた人著者名 シマダヨシユキ
体育大出身で、元デザイナー。不思議な縁から81BRiDの前身となるフォースエレメンツに入社。マーケティングを勉強し、プロジェクトの目的に沿った戦略設計や、意図をデザインやコーディングに反映されているかチェックを行っています。コミュニケーション能力は低いので、営業活動全般は苦手。
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